生と死と。
2003年3月28日北海道の友人のご主人が、心筋梗塞で急死したとの連絡が入った。
まだ、41歳の若さだった。
子供が3人いて。
一番末っ子のチビちゃんは、まだ小学生。
傍から見ていても、誰もが羨む暖かく楽しい家庭だっただけに、
周囲のショックも大きく。
関係者からぞくぞくと届くメール。
やりきれない想いが、共有される。
タイムリーなことに、
俳優さんの心筋梗塞からの生還の報道が流れてた。
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それが、家族であろうと、大切な人であろうと、
「亡くなった」という事後報告ではなく。
自分の目の前で、
自分を愛してくれていた人が、死んでいくという事。
まさに、息を引き取るという瞬間に、
その場に自分が居ると言う事。
それが、どれだけの事か、私も知っている。
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あれから。
10年は時が過ぎたように思うけれど、
指を折って数えてみれば、まだ数年しかたっていない。
あのとき。
私も一緒に死ぬべきだったのか。
それとも、
今生きていることが正しいのか。
答えなんて分からない。
「だから、一緒に死のうって言ったのに・・・」
ただ、あの人が最期に残したその言葉が、
私の頭から、消える事は無い。
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